第115回 看護師国家試験 午後問143
舌根の沈下を防止する体位はどれか。
正答3
解説
正解は3。
意識障害や鎮静下では舌根が後方に落ち気道閉塞を起こしやすい(舌根沈下)。
これに対しては側臥位(特に回復体位:下になる腕を前に、上の腕を曲げて顔の下に置く姿勢)を取ることで、重力により舌根が前方に落ち、また分泌物や嘔吐物が口腔から流出しやすくなり気道が確保される。
1の仰臥位は舌根が後方に落ち気道閉塞のリスクが最も高い体位である。
2の膝胸位は分娩や直腸検査の体位、4の骨盤高位(トレンデレンブルグ位)はショック時の循環補助などに用いるが、舌根沈下対策ではない。
意識障害患者では下顎挙上法・頭部後屈顎先挙上法(用手的気道確保)と組み合わせ、側臥位(回復体位)保持が一次救命処置の基本である。まとめて解く
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