正答3
解説
正解は3です。
図には4つの呼吸パターンが示されています。
①は振幅の小さい波が規則正しく続くパターンです。
②は同じ大きさの深い呼吸が数回続いたあと、平坦な無呼吸の時間が入るパターンです。
③は小さな呼吸から次第に大きくなり、また次第に小さくなって無呼吸になる周期を繰り返すパターンです。
④は振幅の大きい深い呼吸が規則正しく続くパターンです。
【選択肢別解説】
1:× ①は無呼吸がなく、浅めの呼吸が一定のリズムで続いています。
呼吸の深さが周期的に変化する Cheyne‑Stokes 呼吸ではありません。
2:× ②は深さのそろった呼吸と無呼吸が不規則に交互に現れるパターンで、Biot〈ビオー〉呼吸の特徴です。
深さが徐々に変化しない点が Cheyne‑Stokes 呼吸と異なります。
3:○ ③は呼吸が次第に深く速くなったあと、次第に浅くなって無呼吸に至る周期を繰り返しています。
これが Cheyne‑Stokes 呼吸の特徴で、重症心不全や脳血管障害、終末期などでみられます。
4:× ④は深く大きな呼吸が規則正しく続く Kussmaul〈クスマウル〉呼吸の特徴です。
糖尿病ケトアシドーシスなど代謝性アシドーシスでみられます。
【ポイント】
Cheyne‑Stokes 呼吸は「漸増・漸減と無呼吸の周期」、Biot 呼吸は「深さの一定な呼吸と無呼吸が不規則に交互」です。
Kussmaul 呼吸は「深く規則的な呼吸」と、図の形で区別できるようにしておきます。