正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
薬剤の剤形のうち、皮膚に貼って全身に作用させる貼付剤がある薬を問う問題です。
貼付剤は薬が皮膚からゆっくり吸収されるため、血中濃度を長時間一定に保てます。
【選択肢別解説】
1:× インスリンは皮下注射で投与します。
分子が大きく皮膚から吸収されないため、貼付剤はありません。
2:× アドレナリンは注射薬や吸入薬として使われます。
アナフィラキシーには筋肉内注射を行い、貼付剤はありません。
3:○ フェンタニルは強オピオイドで、がん性疼痛などに貼付剤が用いられます。
72時間または24時間ごとに貼り替えます。
4:○ ニトログリセリンには、狭心症の発作予防に用いる貼付剤があります。
発作時には舌下錠やスプレーを使います。
5:× アセトアミノフェンは内服薬、坐剤、静脈内注射薬があります。
貼付剤はありません。
【ポイント】
フェンタニルの貼付剤は、入浴や電気毛布などで貼付部位が温まると吸収が増え、過量になるおそれがあります。
貼付剤は毎回貼る場所を変えて、皮膚のかぶれを防ぎます。