正答5
解説
正解は5です。
子宮頸癌の組織型を問う問題です。
子宮頸部の外側(腟側)は扁平上皮で覆われています。
子宮頸癌の大部分はヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染によって扁平上皮細胞ががん化した扁平上皮癌です。
【選択肢別解説】
1:× 子宮筋細胞が異常に増殖する良性腫瘍は子宮筋腫です。
子宮頸癌ではありません。
2:× 神経芽細胞が増殖する悪性腫瘍は神経芽腫です。
小児に多い腫瘍で、子宮頸癌とは関係しません。
3:× 線維芽細胞が悪性化したものは線維肉腫などの肉腫です。
子宮頸癌の大部分を占める組織ではありません。
4:× 平滑筋細胞が悪性化したものは平滑筋肉腫です。
子宮では体部に多く、頸癌の主な組織型ではありません。
5:○ 子宮頸癌の多くは扁平上皮細胞から発生する扁平上皮癌です。
HPVの感染が持続すると異形成を経て癌に進みます。
【ポイント】
子宮頸癌は20〜40歳代に多く、HPVワクチンと子宮頸がん検診(細胞診)で予防・早期発見が可能です。
子宮体癌は腺癌が多く、エストロゲンの長期的な刺激が関係します。