正答1
解説
正解は1です。
出生直後から児頭に腫脹があり、骨縫合を越えて広がり、波動を触れず、数日で消えています。
これは、分娩時に先進部が圧迫されて皮下にむくみが生じた産瘤の特徴です。
【選択肢別解説】
1:○ 産瘤は先進部の皮下にできる浮腫で、出生直後からみられます。
骨縫合を越えて広がり、波動はなく、数日で自然に消えます。
2:× 骨重積は、狭い産道を通るときに頭蓋骨が重なり合う応形機能で、腫脹ではありません。
3:× 頭血腫は骨膜下の出血で、骨縫合を越えず、波動を触れます。
生後数時間から数日で目立ち、消えるまでに数週間から数か月かかります。
4:× 帽状腱膜下血腫は、骨縫合を越えて広がり、波動を触れる出血です。
出血量が多いと貧血やショックを起こすことがあります。
【ポイント】
児頭の腫脹は、骨縫合を越えるかどうか、波動があるかどうか、出現と消失の時期で区別します。
頭血腫は黄疸が強くなる原因になるため、ビリルビン値の経過も観察します。