正答2
解説
正解は2です。
図は、仰臥位で長期臥床している患者の体の各所にクッションを入れたポジショニングです。
Aの位置では、足の裏に大きなクッションが当てられ、足関節が直角に近い角度に保たれています。
足底を支えて足関節が底屈したままにならないようにすることが、この位置にクッションを入れる目的です。
【選択肢別解説】
1:× 褥瘡の予防には、踵(かかと)を浮かせるなど骨突出部の圧を分散させます。
図のAは足底を支える位置で、踵の除圧を目的とするものではありません。
2:○ 長期臥床では、掛け物の重みや重力で足関節が底屈したまま固まり、尖足になりやすくなります。
足底にクッションを当てて足関節を中間位に保つことで、尖足を予防します。
3:× 腓骨神経麻痺は、膝の外側の腓骨頭付近が圧迫されて起こります。
予防には下肢の外旋を防いで腓骨頭への圧迫を避けますが、図のAは足底の位置です。
4:× 深部静脈血栓症の予防には、下肢の挙上、足関節の自動運動、弾性ストッキングなどを行います。
足底にクッションを当てる目的ではありません。
【ポイント】
尖足は、足関節が底屈位で拘縮し、立位や歩行が難しくなる状態です。
臥床中は足関節を0度(中間位)に保ち、関節可動域訓練を併せて行います。