正答2
解説
正解は2です。
妊娠初期に母体が感染すると、胎盤を通じて胎児に感染し、先天異常を起こす感染症があります。
妊娠初期の風疹感染は、先天性風疹症候群を引き起こします。
【選択肢別解説】
1:× 妊娠初期の水痘感染では、皮膚の瘢痕、四肢の低形成、眼の異常などを特徴とする先天性水痘症候群が起こることがあります。
難聴が主な症状ではありません。
2:○ 妊娠初期の風疹感染で起こる先天性風疹症候群は、難聴、先天性心疾患、白内障が三大症状です。
中でも感音性難聴は頻度が高い症状です。
3:× 妊娠中の麻疹は流産や早産の原因になりますが、特定の先天異常を起こす感染症ではありません。
4:× 流行性耳下腺炎は、感染した本人に難聴を起こすことがありますが、妊娠初期の感染で胎児に難聴を起こすものではありません。
【ポイント】
先天性風疹症候群の予防には、妊娠前の女性とその家族が風疹ワクチンを接種しておくことが重要です。
風疹ワクチンは生ワクチンのため、妊娠中は接種できません。