正答1
解説
正解は1です。
ノンストレステスト(NST)は、子宮収縮などのストレスがない状態で胎児心拍数を記録し、胎児の健康状態を評価する検査です。
胎児が元気であれば、胎動に伴って心拍数が一時的に上がる一過性頻脈がみられます。
【選択肢別解説】
1:○ 20分間に2回以上の一過性頻脈があれば、反応性(reactive)と判定します。
胎児の自律神経の働きが保たれ、元気であることを示す正常な所見です。
2:× 胎児心拍数基線の正常範囲は110〜160bpmです。
80bpmは高度の徐脈で、胎児の低酸素状態などが疑われます。
3:× 基線細変動の正常範囲は6〜25bpmです。
5bpm以下は細変動の減少で、胎児の状態の悪化が疑われる所見です。
4:× 一過性徐脈は、臍帯の圧迫や胎盤機能の低下などを示す所見です。
正常な所見ではなく、種類や程度に応じて評価と対応が必要です。
【ポイント】
胎児心拍数の正常は「基線110〜160bpm、細変動6〜25bpm、一過性頻脈あり、一過性徐脈なし」と覚えましょう。
胎児が眠っている時期は一過性頻脈が出にくいため、記録時間を延ばして判定します。