正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
てんかんは、大脳の神経細胞が過剰に興奮することで、てんかん発作を繰り返す慢性の脳疾患です。
原因がはっきりしない特発性と、脳の病変が原因となる症候性に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× てんかんは、けいれんと同義ではありません。
けいれんは筋肉が不随意に収縮する症状を指し、てんかん以外の原因でも起こります。
また、てんかん発作には意識だけが失われるなど、けいれんを伴わないものもあります。
2:○ 症候性てんかんは、脳内の病変を伴うてんかんです。
脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍、脳炎などが原因になります。
3:× 単純部分発作では、意識障害は認めません。
意識障害を伴う部分発作は、複雑部分発作とよばれます。
4:× 特発性の全般てんかんは、小児期から思春期に発症することが多いです。
高齢者で新たに発症するてんかんは、脳血管障害などによる症候性てんかんが多くなります。
5:○ てんかんは、脳の神経細胞が発作的に過剰な電気的興奮を起こすことで生じます。
脳波検査で、棘波などの異常な波形を確認して診断します。
【ポイント】
現在の発作分類では、単純部分発作は「焦点意識保持発作」、複雑部分発作は「焦点意識減損発作」とよばれます。
発作時は周囲の危険物を除き、気道を確保して、発作の様子と持続時間を観察します。