正答2
解説
正解は2です。
自家用車での避難生活では、狭い座席で長時間同じ姿勢をとり続けることになります。
脚を動かさないことで下肢の静脈の血流が滞り、血栓ができやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 生活不活発病は、避難生活で活動量が減ることで心身の機能が低下する状態です。
発災直後ではなく、避難生活が長期化してから問題になります。
2:○ 静脈血栓塞栓症は、車中泊などで脚を動かさない状態が続くと発症しやすくなります。
下肢の深部静脈にできた血栓が肺に流れると、肺血栓塞栓症を起こし生命に関わります。
水分摂取の不足やトイレを我慢することも、血液が濃くなり血栓の原因になります。
3:× 圧挫症候群(クラッシュ症候群)は、がれきなどで手足が長時間圧迫されたあとに起こります。
圧迫が解除されると、筋肉から出たカリウムやミオグロビンが全身に回り、不整脈や腎不全を起こします。
4:× PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、強い恐怖体験のあと、症状が1か月以上続く場合に診断されます。
発災直後に車中泊を始めたことで発生しやすくなるものではありません。
【ポイント】
エコノミークラス症候群の予防には、足首の運動、こまめな水分摂取、ゆったりした服装が有効です。
弾性ストッキングの着用も予防に役立ちます。