正答1
解説
正解は1です。
膝蓋腱反射は、膝蓋骨の下の腱を叩いて大腿四頭筋の収縮をみる深部腱反射です。
末梢神経が障害されると、反射弓が途切れて反射が低下または消失します。
【選択肢別解説】
1:○ 脚気はビタミンB1(チアミン)の欠乏で起こる疾患です。
末梢神経障害を起こすため、膝蓋腱反射が低下・消失します。
心不全による浮腫や動悸も特徴です。
2:× 壊血病はビタミンCの欠乏で起こります。
コラーゲンの合成が障害され、歯肉出血や皮下出血が特徴で、腱反射の低下は代表的な所見ではありません。
3:× くる病は小児のビタミンD欠乏で起こります。
骨の石灰化が障害され、O脚などの骨の変形が特徴です。
4:× 夜盲症はビタミンAの欠乏で起こります。
暗い所で物が見えにくくなる症状で、腱反射とは関係ありません。
【ポイント】
ビタミン欠乏症は「B1は脚気、Cは壊血病、Dはくる病、Aは夜盲症」と対で覚えます。
B1欠乏では、意識障害を伴うウェルニッケ脳症も起こります。