正答1
解説
正解は1です。
長期間体を動かさない状態(不活動)が続くことで起こる症候群を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 廃用症候群は、安静臥床やギプス固定などで体を動かさない状態が続くことで生じる心身の機能低下の総称です。
筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、褥瘡、起立性低血圧などが起こります。
認知機能の低下や抑うつなど精神面の変化も含まれます。
2:× 緊張病症候群は、統合失調症や気分障害などでみられる精神運動の異常です。
昏迷、拒絶、同じ姿勢を取り続ける症状などを示し、不活動の結果として起こるものではありません。
3:× 慢性疲労症候群は、原因がはっきりしない強い疲労感が長期間続く疾患です。
不活動の結果として起こるものではありません。
4:× シックハウス症候群は、建材などから出るホルムアルデヒドなどの化学物質による健康障害です。
頭痛、目や喉の刺激症状などが現れ、不活動とは関係ありません。
【ポイント】
廃用症候群を防ぐには、早期離床、関節可動域訓練、体位変換を計画的に行います。
特に高齢者は短期間の安静でも筋力が低下しやすいため注意します。