正答3
解説
正解は3です。
上腕動脈での聴診法による血圧測定の正しい手技を問う問題です。
測定値が誤差を生まないよう、マンシェットの幅、巻く位置、高さ、強さを正しく選ぶことが重要です。
【選択肢別解説】
1:× 成人の標準的なマンシェットの幅は12〜14cmです。
9〜10cm幅は小児用であり、成人に使うと幅が狭すぎて血圧が高く測定されます。
2:× マンシェットの下端は、肘窩から2〜3cm上にくるように巻きます。
肘窩と重なると、聴診器を当てる上腕動脈の位置が覆われて正しく聴取できません。
3:○ マンシェットを巻いた上腕を心臓と同じ高さにします。
心臓より低いと高く、心臓より高いと低く測定されるため、正しい値を得るための基本です。
4:× マンシェットは、指が1〜2本入る程度の強さで巻きます。
指が3〜4本入るほど緩いと、加圧が十分に伝わらず血圧が高く測定されます。
【ポイント】
「幅が狭い・巻き方が緩い・腕が心臓より低い」と、いずれも血圧は高く測定されます。
測定前には数分間安静にし、会話をしないで測ることも正確な測定に必要です。