正答4
解説
正解は4です。
チアノーゼの定義を問う問題です。
チアノーゼは、皮膚や粘膜が紫から青紫色になる状態で、血液中の酸素と結びついていないヘモグロビンが増えると現れます。
【選択肢別解説】
1:× ビリルビンが増加すると、皮膚や眼球結膜が黄色くなる黄疸が生じます。
紫色になるチアノーゼとは異なります。
2:× ヘモグロビン全体の量では、チアノーゼの有無は決まりません。
酸素と結合して鮮紅色になったヘモグロビンが多ければ、チアノーゼは起こりません。
3:× HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、ブドウ糖が結合したヘモグロビンです。
過去1〜2か月の平均血糖値の指標であり、皮膚の色とは関係しません。
4:○ 毛細血管内の脱酸素化ヘモグロビン(還元ヘモグロビン)が5g/dL以上になると、暗赤色の血液が透けて紫色に見えます。
これがチアノーゼの定義です。
【ポイント】
チアノーゼは還元ヘモグロビンの絶対量で決まるため、高度の貧血ではヘモグロビン全体が少なく現れにくくなります。
逆に多血症では、比較的軽い低酸素でも現れやすくなります。