検査の画像(別冊No. 1)を別に示す。
狭心症の手術に最も重要な検査はどれか。
angina pectoris
正答3
解説
正解は3です。
狭心症は冠動脈の狭窄で心筋が虚血になる疾患です。
手術(冠動脈バイパス術)やカテーテル治療を行うには、どの冠動脈のどこがどの程度狭いかを正確に知る必要があります。
そのための最も重要な検査が冠動脈造影です。
【選択肢別解説】
1:× Aは頭部のMRI(T2強調画像)で、脳室や脳溝が白く写っています。
脳の病変の評価に用いる検査で、狭心症の手術には直接必要ありません。
2:× Bは胸部エックス線写真で、心臓の大きさや肺の状態がわかります。
冠動脈の狭窄の部位はわかりません。
3:○ Cは冠動脈造影で、カテーテルから造影剤を注入し、冠動脈とその枝が黒く樹枝状に写っています。
狭窄の部位と程度を直接評価でき、手術方法を決める最も重要な検査です。
4:× Dは心筋シンチグラフィで、心筋がドーナツ状に写った断面像が並んでいます。
心筋の血流や虚血の範囲を評価できますが、冠動脈の形は直接わかりません。
5:× Eは腹部の単純CTで、肝臓や脾臓、椎体が写っています。
狭心症の手術に必要な検査ではありません。
【ポイント】
心筋シンチグラフィや運動負荷心電図は虚血の有無を調べる検査です。
冠動脈造影は治療方針を決める検査と位置付けて覚えましょう。