正答4
解説
正解は4です。
新生児の呼吸窮迫症候群(RDS)は、肺サーファクタントの欠乏によって起こります。
サーファクタントは肺胞の表面張力を下げ、肺胞がつぶれないようにする物質です。
在胎34週ごろまで十分に産生されないため、早産児に多く発症します。
【選択肢別解説】
1:× RDSでは肺胞がつぶれて換気が不十分になるため、呼吸数は増加(多呼吸)します。
2:× RDSは肺が未熟な早産児に発症しやすい疾患です。
過期産児ではありません。
3:× RDSは出生直後から数時間以内に発症します。
生後24時間ころからではありません。
4:○ 肺サーファクタントの欠乏で肺胞が膨らみにくくなり、呼吸障害が起こります。
治療では人工サーファクタントを気管内に投与します。
【ポイント】
症状は多呼吸、呻吟、陥没呼吸、鼻翼呼吸、チアノーゼです。
早産が予想される場合は、母体へ副腎皮質ステロイド薬を投与して胎児の肺の成熟を促します。