正答1
解説
正解は1です。
患者を身体・心理・社会の側面から全体的にとらえる視点を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 病気は身体にとどまらず、精神状態にも影響を及ぼします。
症状による苦痛や将来への不安から、抑うつやいらだちなどの心理的な変化が生じます。
そのため、心身の両面から患者を理解することが大切です。
2:× 同じ疾患でも、患者の思いや反応は同じではありません。
年齢・性格・価値観・生活背景・病気の経験などによって、受け止め方は一人ひとり異なります。
3:× 家族の悩みや不安は、患者にも波及します。
家族の動揺は患者に伝わり、患者の不安を強めることがあります。
そのため、家族も含めて支援します。
4:× 病気が役割遂行に影響しないというのは誤りです。
入院や療養によって、仕事や家庭での役割(親・配偶者・働き手など)を果たせなくなり、それが新たな悩みになります。
【ポイント】
患者を、身体的・心理的・社会的な存在として全体的にとらえることを全人的理解といいます。
同じ病名でも、個別性を重視して看護を考えます。