正答2
解説
正解は2です。
グリセリン浣腸を安全に行うための、薬液の温度、カテーテルの挿入の長さ、注入速度、排便までの時間を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 浣腸液は冷やしておくのではなく、約40 ℃に温めておきます。
冷たい液は腸を急に刺激して腹痛を起こしたり、血圧の変動を起こしたりするためです。
2:○ 成人では、カテーテルは5 cm程度挿入します。
浅すぎると薬液が漏れ出てしまい、深すぎると直腸の壁を傷つけて穿孔を起こすおそれがあるためです。
3:× 浣腸液はすばやく注入するのではなく、ゆっくり注入します。
急に注入すると腸が強く刺激され、腹痛や、薬液がすぐに排出される原因になるためです。
4:× 浣腸液を注入したら、すぐに排便を促すのではなく、3分程度がまんしてもらいます。
薬液が便と混ざって便がやわらかくなり、効果が十分に出るのを待つためです。
【ポイント】
グリセリン浣腸は左側臥位で行います。
立位で行うと直腸の前壁を傷つけやすいため、行いません。
注入中・注入後は、気分不快や血圧低下などの状態の変化に注意します。