正答4
解説
正解は4です。
血液循環の経路、心拍出量、血管壁の構造、動脈の定義を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 「中循環」という区分はありません。
循環は、左心室から全身へ送り出される大循環(体循環)と、右心室から肺へ送り出される小循環(肺循環)の2つに分かれます。
2:× 安静時の心拍出量は約20 L/分ではなく、約5 L/分です。
1回拍出量(約70 mL)に心拍数(約70回/分)をかけるとおよそ5 Lになります。
3:× 動脈の血管壁は2層ではなく、内膜・中膜・外膜の3層からなります。
動脈は特に中膜の平滑筋や弾性線維が発達しています。
4:○ 心臓から血液を送り出す血管を動脈、心臓に血液が戻る血管を静脈といいます。
流れる血液が動脈血か静脈血かではなく、血流の向きで定義されます。
【ポイント】
肺動脈には静脈血が、肺静脈には動脈血が流れます。
「動脈=動脈血が流れる血管」ではない点がよく問われます。
心拍出量は1回拍出量×心拍数で求められます。