正答1
解説
正解は1です。
心電図の原理、記録条件、波形の意味、誘導法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 心電図は、心筋が興奮するときに生じる電気的な変化(活動電位の総和)を体表面から記録したものです。
心臓の収縮のたびに周期的な波形として記録されます。
2:× 横軸の記録速度が誤りです。
標準では縦軸は1 mVを10 mm(1 mV/cm)とし、横軸は25 mm/秒で記録します。
3:× P波は心室ではなく心房の興奮(脱分極)を反映します。
心室の興奮を反映するのはQRS波で、心室の興奮からの回復を反映するのがT波です。
4:× 胸部誘導の電極は8か所ではなく6か所です。
V1からV6までの6か所に装着します。
【ポイント】
標準12誘導心電図は、四肢誘導6つ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・aVR・aVL・aVF)と胸部誘導6つ(V1〜V6)で構成されます。
記録紙の1 mmの目盛りは、25 mm/秒では0.04秒に相当します。
P波は心房、QRS波は心室の興奮、T波は心室の回復と対応させて覚えましょう。