正答4
解説
正解は4です。
膀胱留置カテーテルを用いた持続的導尿では、尿路感染と尿道の損傷を防ぐ管理が重要です。
【選択肢別解説】
1:× バルーンの中には水道水ではなく、滅菌蒸留水を入れます。
水道水や生理食塩液は不純物や塩分の結晶でバルーンの管が詰まり、水が抜けなくなるおそれがあります。
2:× 女性の場合、カテーテルは殿部側ではなく大腿の内側にテープで固定します。
殿部側では排便で汚染されやすく、体の下敷きになって屈曲するおそれがあります。
3:× 男性の場合、陰茎を下に向けるのではなく、上向きにして下腹部にテープで固定します。
陰茎を下に向けると陰茎と陰嚢の境目で尿道が屈曲し、圧迫による潰瘍ができやすくなります。
4:○ 蓄尿バッグは膀胱より低い位置に取り付けます。
高くすると尿が膀胱に逆流し、尿路感染の原因になるためです。
【ポイント】
蓄尿バッグは床につかないようにし、チューブの屈曲やねじれを防ぎます。
閉鎖式の回路を保ち、接続部をむやみに外さないことが感染予防の基本です。