正答1
解説
正解は1です。
鼻出血が起きたときの体位、頭の向き、血液の扱い、止血後の処置を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 鼻出血時には座位をとらせます。
上体を起こすと頭部の血圧が下がって出血が抑えられ、血液が喉に流れ込むのも防げます。
座位でやや前かがみの姿勢をとり、鼻翼を圧迫して止血します。
2:× 頭を後屈させてはいけません。
頭を後ろに傾けると血液が咽頭に流れ込み、飲み込んで悪心・嘔吐を起こしたり、気道に入ったりするおそれがあります。
3:× 口腔内に回った血液は飲み込まず、吐き出すよう説明します。
飲み込むと悪心・嘔吐の原因になり、出血量も正確に把握できなくなるためです。
4:× 充填したガーゼは、自分で抜かずに医師が抜去します。
自分で抜くと、固まりかけた部位が再び出血するおそれがあるためです。
【ポイント】
鼻出血の多くは鼻中隔の前方にあるキーゼルバッハ部位から起こります。
座位で前かがみになり、鼻翼を指でつまんで10分程度圧迫するのが基本の止血法です。