正答4
解説
正解は4です。
医療倫理に関する宣言や綱領のうち、研究の被験者の自己決定権(自発的な同意)を示したものを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× ヒポクラテスの誓いは、古代ギリシャで医師の職業倫理を示したものです。
患者の利益を優先することや守秘義務を説いていますが、被験者の自己決定権を示したものではありません。
2:× ジュネーブ宣言は、1948年に世界医師会が採択した医師の倫理に関する宣言です。
ヒポクラテスの誓いを現代的に表したもので、被験者の同意を主題としたものではありません。
3:× アルマ・アタ宣言は、1978年にWHOとユニセフが採択した宣言です。
プライマリヘルスケアの理念を示したもので、被験者の自己決定権とは異なります。
4:○ ニュルンベルク綱領は、第二次世界大戦中の人体実験の反省から1947年に示されました。
人を対象とする研究では、被験者の自発的な同意が絶対に必要であると定めています。
【ポイント】
被験者の権利はニュルンベルク綱領から始まり、ヘルシンキ宣言(1964年)に引き継がれました。
アルマ・アタ宣言はプライマリヘルスケア、オタワ憲章はヘルスプロモーションと対応させます。