正答4
解説
正解は4です。
医療倫理や公衆衛生に関する国際的な宣言・誓いの内容を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ジュネーブ宣言は、医師としての倫理的な誓いを示したものです。
1948年に世界医師会が採択し、ヒポクラテスの誓いを現代的に言い直した内容です。
患者の自己決定権を明確に定めたものではありません。
2:× アルマ・アタ宣言は、プライマリヘルスケアの理念を示したものです。
1978年にWHO(世界保健機関)とユニセフの国際会議で採択され、「すべての人に健康を」を目標に掲げました。
3:× ヒポクラテスの誓いは、古代ギリシャの医師の倫理規範です。
患者の利益のために尽くすことや守秘義務を説きますが、医師が判断する父権主義的な考え方が中心で、患者の自己決定権は含まれていません。
4:○ リスボン宣言は、患者の自己決定権を明確にしたものです。
1981年に世界医師会が採択した「患者の権利に関する宣言」で、良質の医療を受ける権利、選択の自由、自己決定の権利、情報を得る権利などを定めています。
【ポイント】
リスボン宣言は患者の権利、ヘルシンキ宣言は人を対象とする医学研究の倫理、ジュネーブ宣言は医師の誓いと区別して覚えましょう。