正答4
解説
正解は4です。
精神症状のある患者には、症状の特徴に合わせて、接し方の距離や時間、言葉のかけ方を工夫します。
どの状態でも、患者の体験や気持ちを否定せず受け止めることが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 急性期の躁状態では刺激に反応しやすく、長い時間の関わりはかえって興奮を高めます。
短い時間で簡潔に、落ち着いた態度で関わります。
2:× 妄想を否定したり説得したりすると、患者は理解されないと感じ、信頼関係が損なわれます。
妄想の内容を肯定も否定もせず、その背景にある不安などの気持ちを受け止めます。
3:× 無為・自閉状態の患者を見守るだけにすると、孤立が深まり、生活能力も低下します。
無理強いはせず、短い時間でもそばにいるなど、継続的に関わりを持ちます。
4:○ 不安が強い患者は、自分の気持ちをうまく言葉にできないことがあります。
看護師が気持ちを代弁して表出を促すと、患者は理解されていると感じ、不安の軽減につながります。
【ポイント】
「躁状態には短く簡潔に」「妄想は肯定も否定もしない」「無為・自閉には根気よく関わる」「不安には寄り添って表出を促す」と整理しましょう。
看護師自身が落ち着いた態度でいることも、患者の安心につながります。