正答1
解説
正解は1です。
寝衣交換の原則と、患者の安楽・自尊心への配慮を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 露出は最小限にします。
羞恥心に配慮し、体温が奪われるのを防ぐためです。
バスタオルや掛け物で体を覆いながら行います。
2:× 寝衣の縫い目やしわは褥瘡の誘因になります。
縫い目やしわが皮膚の同じ部分を圧迫し、血流を妨げるためです。
着せた後は、背部や殿部のしわを伸ばします。
3:× 麻痺や骨折などの障害がある場合は、患側からではなく健側から脱がせます。
動きやすい健側から脱ぐと、患側の腕を無理に曲げずに袖を抜けるためです。
着せるときは逆に患側から着せます(脱健着患)。
4:× 和式寝衣では、右前身頃の上に左前身頃を重ねます。
これを「右前」といいます。
左前身頃の上に右前身頃を重ねる「左前」は、死者の装いとされるため避けます。
【ポイント】
寝衣交換は「脱健着患」と「右前(右前身頃を先に合わせ、その上に左前身頃を重ねる)」が基本です。
交換時には皮膚の状態を観察する機会にもなります。