正答3
解説
正解は3です。
防衛機制の種類と、その具体例を問う問題です。
防衛機制とは、不安や葛藤から自分を守るために無意識に働く心のしくみです。
【選択肢別解説】
1:× 抑圧は、受け入れがたい感情や記憶を無意識のうちに意識から締め出すことです。
赤ちゃん返りのように行動が幼くなることを指すものではありません。
2:× 逃避は、不安を生む状況から逃げ出すことです。
例えば、試験が不安で病気になったり、空想にふけったりすることがこれに当たります。
3:○ 退行は、強い不安や欲求不満に直面したときに、以前の発達段階の行動に戻ることです。
弟や妹が生まれて親の関心が移ったときに、指しゃぶりや夜尿などの赤ちゃん返りをして注意を引くのは、退行の典型例です。
4:× 昇華は、社会的に認められない欲求を、スポーツや芸術など社会的に価値のある活動に向け換えることです。
最も成熟した防衛機制とされます。
【ポイント】
主な防衛機制には、抑圧、退行、逃避、昇華のほか、合理化、投影、反動形成、置き換え、同一化などがあります。
入院中の患者にも退行がみられることがあり、看護の場面でも理解しておくことが大切です。