正答2
解説
正解は2です。
リンパの生成から静脈への合流までの流れを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
毛細血管から組織にしみ出た組織間液の一部は、毛細リンパ管に取り込まれてリンパになります。
2:○ 誤った記述です。
リンパはリンパ節を経由したのち、肝臓ではなく静脈角(内頸静脈と鎖骨下静脈の合流部)から静脈に流入します。
左上半身と下半身のリンパは胸管を通って左静脈角へ、右上半身のリンパは右リンパ本幹を通って右静脈角へ注ぎます。
3:× 正しい記述です。
腹腔内(第1〜2腰椎の前あたり)で下半身や腸からのリンパ管が集まって膨らんだ部分を乳糜槽といいます。
腸で吸収された脂肪を含むため白く濁ったリンパ(乳糜)が流れ込むことから、この名があります。
4:× 正しい記述です。
リンパ節にはリンパ球やマクロファージが多く集まり、リンパ中の細菌や異物をろ過して免疫応答を起こします。
【ポイント】
リンパの流れは「組織間液、リンパ管、リンパ節、胸管(右リンパ本幹)、静脈角」の順です。
乳糜槽は胸管の起始部であることも合わせて覚えましょう。