正答4
解説
正解は4です。
パーソナリティ(人格)障害は、考え方や行動のかたよりが著しく、本人や周囲が苦しむ状態です。
それぞれの類型の特徴が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 妄想性パーソナリティ障害の特徴は、猜疑心と不信感が強く、他人の言動を悪意に解釈することです。
対人関係の不安定さと衝動性が中心の類型ではありません。
2:× 統合失調質パーソナリティ障害の特徴は、感情が冷たく、他人との関わりに関心がなく、孤立を好むことです。
対人関係が不安定というより、関係そのものを避ける類型です。
3:× 非(反)社会性パーソナリティ障害の特徴は、社会の規範を無視し、他人の権利を侵害しても罪悪感がないことです。
衝動的な行動もみられますが、対人関係の激しい揺れが中心の類型ではありません。
4:○ 情緒不安定性パーソナリティ障害(境界性人格障害)は、感情が不安定で衝動性が高いのが特徴です。
相手を理想化したかと思うと急にこき下ろすなど、対人関係が激しく不安定になります。
見捨てられ不安が強く、自傷行為を繰り返すこともあります。
【ポイント】
境界性パーソナリティ障害の患者は、スタッフを「良い人」と「悪い人」に分けること(分裂、スプリッティング)があります。
看護では、チームで一貫した対応をとり、関わりのルールや限界を明確にすることが重要です。