正答3
解説
正解は3です。
精神医学・精神保健の歴史上の人物と、その業績の組合せが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 道徳療法の創始につながったのは、フロイトではありません。
正しくは、精神障害者を鎖から解放したピネルや、ヨーク・リトリートを開いたテュークの取り組みです。
2:× 認知症の報告は、フロイトの業績ではありません。
初老期に発症する認知症を1906年に報告したのはアルツハイマーです。
また、早発性痴呆(現在の統合失調症)の概念をまとめたのはクレペリンです。
3:○ フロイトは、人の心には意識されない無意識の領域があると考え、精神分析理論を創始しました。
自由連想法や夢分析を用いた治療法を確立し、防衛機制などの考え方も示しました。
4:× 精神疾患患者の人権擁護運動を促進したのは、フロイトではありません。
正しくは、自らの入院体験をもとに精神衛生運動を起こしたビアーズです。
【ポイント】
フロイトは、心の構造をイド(エス)、自我、超自我の3つに分けて説明しました。
ピネルは解放、クレペリンは疾患の分類、フロイトは精神分析、ビアーズは精神衛生運動と、人物と業績をセットで覚えましょう。