正答2
解説
正解は2です。
放射線療法の特徴と、有害反応や目的による分類を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 生殖腺は、放射線感受性が低いのではなく高い組織です。
細胞分裂が盛んな組織ほど放射線の影響を受けやすいからです。
生殖腺のほか、骨髄・腸の粘膜・皮膚の基底層なども感受性が高い組織です。
2:○ 放射線療法は、化学療法に比べて全身への影響が少ない治療です。
照射した部位だけに作用する局所療法だからです。
全身に薬が回る化学療法とは、この点が大きく異なります。
3:× 疼痛緩和を目的とする照射は、根治的治療ではなく緩和的照射です。
根治的治療は、がんを治すことを目的とした照射を指します。
骨転移の痛みに対する照射は、緩和的照射の代表例です。
4:× 急性有害反応は、照射後6か月以内ではなく、照射中から照射終了後3か月以内に現れるものです。
それ以降に現れるものは晩期有害反応と呼ばれます。
【ポイント】
急性有害反応には、皮膚炎・粘膜炎・倦怠感・骨髄抑制などがあります。
照射部位の皮膚はこすらず、刺激を避けるよう指導します。