正答4
解説
正解は4です。
陰部洗浄の手順と、感染予防のための注意点を問う問題です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
洗浄に用いる湯は、38〜40 ℃程度の皮膚に心地よい温度にします。
使う前に看護師の前腕内側などで温度を確かめます。
2:× 適切な記述です。
上体を少し起こし膝を立てると、湯が陰部から殿部側の便器へ流れやすくなります。
患者が楽な姿勢で受けられることも利点です。
3:× 適切な記述です。
陰部の皮膚や粘膜は薄く傷つきやすいため、こすらずにやさしく洗います。
4:○ 適切でない記述です。
女性の陰部は、肛門から尿道口へではなく、尿道口から肛門に向かって洗います。
肛門から尿道口へ洗うと、腸内細菌を尿道に運び、尿路感染症の原因になるためです。
【ポイント】
陰部の清拭・洗浄は「前から後ろへ」が原則です。
膀胱留置カテーテルを入れている患者では、尿路感染予防のため特に大切です。