正答4
解説
正解は4です。
末梢神経系の構成(脳神経・脊髄神経・自律神経)を問う問題です。
末梢神経は、脳から出る脳神経と脊髄から出る脊髄神経に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 脳神経は10対ではなく12対あります。
嗅神経(第Ⅰ脳神経)から舌下神経(第Ⅻ脳神経)までの12対です。
2:× 迷走神経は脊髄神経ではなく、第Ⅹ脳神経です。
延髄から出て、胸部や腹部の内臓に広く分布します。
副交感神経の線維を多く含むことも特徴です。
3:× 自律神経は骨格筋には作用しません。
自律神経が支配するのは、心筋・平滑筋・腺です。
骨格筋を動かすのは体性神経(運動神経)です。
4:○ 多くの臓器は、交感神経と副交感神経の両方に支配されています。
たとえば心拍数は交感神経で増え、副交感神経で減ります。
このように互いに逆の作用をもつ支配を、拮抗性の二重支配といいます。
【ポイント】
脳神経は12対、脊髄神経は31対です。
汗腺や多くの血管は交感神経だけに支配される例外として出題されることがあります。