正答2
解説
正解は2です。
発達段階と、その時期に生じやすい心の問題の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ピーターパン症候群は、学童期の問題ではありません。
年齢的には大人になっても精神的に成熟できず、大人としての責任を避ける状態を指し、青年期から成人期の男性の問題として示されました。
2:○ モラトリアム症候群は青年期の問題です。
モラトリアムとは、大人としての社会的責任を引き受けるまでの猶予期間を意味します。
この猶予期間を必要以上に引き延ばし、職業や生き方を決められない状態をいいます。
3:× エディプス・コンプレックスは、成熟期ではなく幼児期の問題です。
フロイトが示した概念で、幼児期(3〜6歳頃)の男児が母親に愛着を抱き、父親を競争相手とみなす心理をいいます。
4:× 空の巣症候群は、老年期ではなく主に中年期(壮年期)の問題です。
子どもが自立して家を離れたあと、母親が役割を失ったように感じて抑うつ状態になることをいいます。
【ポイント】
心の問題は、どの発達段階の課題でのつまずきなのかとセットで覚えましょう。
青年期の課題はアイデンティティの確立で、その先延ばしがモラトリアムです。