正答4
解説
正解は4です。
医療倫理に関わる代表的な国際宣言・綱領と、その内容の対応を問う問題です。
リスボン宣言は、1981年に世界医師会が採択した「患者の権利に関する宣言」です。
【選択肢別解説】
1:× インフォームドコンセントは、人を対象とする研究の倫理原則として、ニュルンベルク綱領やヘルシンキ宣言で示された考え方です。
リスボン宣言の柱は、患者自身の権利を明文化した点にあります。
2:× 医師の人道的なあり方を示したのは、1948年のジュネーブ宣言です。
ヒポクラテスの誓いを現代的に言い直した、医師の誓いの宣言です。
3:× 人体実験の倫理基準を定めたのは、1947年のニュルンベルク綱領です。
ナチスの人体実験への反省から、被験者の自発的同意などを求めました。
4:○ リスボン宣言は、患者の自己決定権を明文化しました。
良質の医療を受ける権利、選択の自由、情報を得る権利などとあわせて定めています。
【ポイント】
「ニュルンベルク綱領(人体実験)、ジュネーブ宣言(医師の誓い)、ヘルシンキ宣言(研究倫理)、リスボン宣言(患者の権利)」と対で覚えましょう。
看護の場面でも、患者が自分で治療を選ぶ権利を尊重することが求められます。