正答3
解説
正解は3です。
貧血のある患者への看護を問う問題です。
貧血では、体の組織に運ばれる酸素が不足します。
そのため、疲れやすさ、めまい、動悸、息切れなどがおこります。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンの摂取を控える必要はありません。
ビタミンCは鉄の吸収を助け、ビタミンB12や葉酸は赤血球をつくるのに必要です。
2:× 迅速な動作を促すのではなく、ゆっくり動くように説明します。
急に動くと、めまいやふらつきで転倒するおそれがあるからです。
3:○ 全身の皮膚や粘膜の清潔を保ちます。
貧血では皮膚や粘膜の抵抗力が落ち、口内炎などの感染をおこしやすくなるからです。
4:× 鉄剤内服時に注意するのは、呼吸器症状ではなく消化器症状です。
吐き気、胃部の不快感、便秘や下痢がおこりやすくなります。
便が黒くなることもあるので、前もって説明しておきます。
【ポイント】
鉄剤の副作用は消化器症状と黒色便です。
鉄の吸収はビタミンCで高まり、緑茶やコーヒーのタンニンなどで妨げられます。