正答1
解説
正解は1です。
成人の持続的導尿(膀胱留置カテーテル)の目的と方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 泌尿器の手術後には、膀胱や尿道の局所を安静に保つ必要があります。
持続的導尿で尿を排出し続けると、膀胱に尿がたまらず手術部位への負担が減ります。
このほか、尿量の正確な測定や尿閉への対応も目的になります。
2:× カテーテルのサイズは、20Fr以上ではありません。
成人では14〜16Fr程度の細めのものを用い、尿道の損傷を防ぎます。
3:× 物品は消毒したものではなく、滅菌したものを用います。
尿路感染を防ぐため、カテーテルの挿入は無菌操作で行います。
4:× カテーテルは尿道の長さより長く挿入します。
尿の流出を確認したあと、さらに少し進めて先端を確実に膀胱内に入れます。
その後で固定用のバルーンをふくらませます。
【ポイント】
挿入の長さの目安は、女性で4〜6cm、男性で18〜20cmです。
バルーンを尿道内でふくらませると、尿道を損傷するおそれがあります。