正答2
解説
正解は2です。
発達段階ごとにみられる心理的特徴や、心の問題を表す用語を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ピーターパン症候群は、身体は大人になっても精神的に成熟することを拒み、大人としての責任を避けようとする状態です。
青年期から成人期の問題として使われる言葉で、学童期の特徴ではありません。
2:○ モラトリアムは、エリクソンが青年期の特徴として示した概念です。
大人としての責任や義務を一時的に猶予され、自分は何者かを模索して自我同一性(アイデンティティ)を確立する期間を指します。
3:× 第二反抗期は、思春期(青年期の前半)にみられます。
自我が芽生え、親や大人の権威に反発する時期です。
成人期の特徴ではありません。
なお第一反抗期は2〜4歳ごろの幼児期にみられます。
4:× 空の巣症候群は、子どもが独立して家を離れた後に、親(特に母親)が喪失感から抑うつ状態になるものです。
主に中年期(壮年期)にみられ、老年期の特徴ではありません。
【ポイント】
青年期の発達課題は「自我同一性 対 同一性拡散」で、モラトリアムはその模索の期間です。
空の巣症候群は更年期と重なりやすい点も押さえましょう。