正答2
解説
正解は2です。
安静療法によって得られる効果と、安静による弊害を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 安静療法では、エネルギー代謝は促進ではなく抑制されます。
体を動かさないことでエネルギーの消費を減らし、回復にエネルギーを回すのが安静の意義です。
2:○ 安静療法では、呼吸器系への負担が軽減できます。
安静にすると酸素の消費量が減るため、呼吸の負担や心臓の負担が軽くなります。
3:× 安静療法では、筋力低下は予防できず、むしろ起こりやすくなります。
筋肉を使わない状態が続くと、筋萎縮や筋力低下などの廃用症候群が起こります。
4:× 安静療法では、腸管運動は亢進するのではなく低下します。
体を動かさないと腸の動きが弱まり、便秘になりやすくなります。
【ポイント】
安静には、酸素消費やエネルギー消費を減らす効果がある一方、廃用症候群という弊害があります。
廃用症候群には、筋萎縮、関節拘縮、褥瘡、便秘、起立性低血圧、深部静脈血栓症などがあります。