正答2
解説
正解は2です。
酸素療法に用いる器具と、得られる酸素濃度の目安を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× フェイスマスクでは、酸素濃度70%以上を確保することは困難です。
フェイスマスクで得られる酸素濃度は、おおむね40〜60%程度です。
2:○ リザーバー付マスクは、酸素濃度70%以上で投与するための器具です。
リザーバーバッグに酸素をためておき、吸気時にその高濃度の酸素を吸い込めます。
一方向弁により呼気がバッグに戻らないため、高い濃度を保てます。
3:× ベンチュリーマスクは、高濃度ではなく設定した濃度を正確に投与するための器具です。
酸素と空気の混合比を一定にでき、主に24〜50%程度の範囲で使います。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、高濃度の酸素を避けたい患者に用います。
4:× 鼻カニューレでは、酸素濃度70%以上は得られません。
鼻カニューレは低流量で用い、酸素濃度はおおむね24〜40%程度です。
【ポイント】
「鼻カニューレは低濃度、フェイスマスクは中濃度、リザーバー付マスクは高濃度」と整理しましょう。
COPDの患者に高濃度の酸素を投与すると、CO₂ナルコーシスを起こすことがあります。