正答4
解説
正解は4です。
不安、ストレッサー、防衛機制、病者役割という、患者の心理を理解するための用語を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 本肢の説明は、不安ではなく恐怖にあたります。
恐怖は、はっきりした危険や脅威に対して生じる情動です。
不安は、対象がはっきりしない漠然とした脅威に対して生じる情動です。
2:× 本肢の説明は、ストレッサーではなくストレス反応にあたります。
ストレッサーは、生体にゆがみを生じさせる有害な刺激そのものを指します。
3:× 本肢の説明は、置き換えではなく退行にあたります。
退行は、より幼い発達段階の行動に逆戻りする防衛機制です。
置き換えは、ある対象に向けた感情を、別の対象に向けかえる防衛機制です。
4:○ 病者役割は、社会的役割からの免除と、病者として期待される役割を指します。
社会学者パーソンズが示した概念です。
病気の人は仕事などの役割を免除される一方、回復に努め、医療に協力することが期待されます。
【ポイント】
「対象がはっきりしているのが恐怖、はっきりしないのが不安」と区別しましょう。
防衛機制には、退行、置き換え、抑圧、合理化、昇華、投影などがあります。