ストレスによる生体反応について、正しい組合せを一つ選べ。
a ストレス反応は抵抗期、警告反応期、疲憊期の順に進行する。
b 疲憊期では、生体がストレッサーに耐えられなくなり適応力を失う。
c 反ショック相では、ショックに対する防御反応がおこる。
d 反ショック相では、血圧が低下する。
正答3
解説
正解は3です。
セリエが提唱した汎適応症候群(ストレス反応の3段階)を問う問題です。
【記述別解説】
a:× 順序が誤りです。
ストレス反応は、警告反応期、抵抗期、疲憊期の順に進行します。
b:○ 正しい記述です。
疲憊期はストレッサーが長く続いて生体が耐えられなくなった段階で、適応力を失い、病気や死に至ることがあります。
c:○ 正しい記述です。
警告反応期のうち、ショック相に続く反ショック相では、副腎皮質ホルモンなどの分泌が増えて防御反応がおこります。
d:× 血圧の変化が誤りです。
反ショック相では防御反応により血圧・体温・血糖が上昇します。
血圧が低下するのはショック相です。
【選択肢別解説】
1:× aが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
2:× aとdはどちらも誤った記述です。
3:○ bとcはどちらも正しい記述なので、これが正しい組合せです。
4:× dが誤りを含むため、組合せとして誤りです。
【ポイント】
警告反応期は「ショック相(抵抗力が下がる)」と「反ショック相(抵抗力が上がる)」に分かれます。
ストレス反応には、視床下部・下垂体・副腎皮質系と交感神経系が中心的に関わります。