坐薬挿入援助について、正しい組合せを一つ選べ。
a 看護者が挿入する場合は、側臥位にする。
b 坐薬は挿入するまで手で持ち温める。
c 挿入時は患者に腹圧をかけるように説明する。
d 肛門括約筋より奥(内側)に挿入する。
正答2
解説
正解は2です。
坐薬を肛門から挿入するときの体位、取り扱い、挿入方法を問う問題です。
【記述別解説】
a:○ 看護者が挿入する場合は、左側臥位などの側臥位にします。
肛門が見えやすく、腹部の力も抜きやすい体位です。
b:× 坐薬を手で持って温めてはいけません。
坐薬は体温で溶けるように作られているため、挿入前に溶けてしまいます。
c:× 挿入時に腹圧をかけると、坐薬が押し出されてしまいます。
口で息をゆっくり吐いてもらい、肛門の力を抜くよう説明します。
d:○ 坐薬は肛門括約筋を越えた奥まで挿入します。
手前にとどまると、括約筋の収縮で押し出されてしまうためです。
【選択肢別解説】
1:× aは正しいものの、bは誤りです。
2:○ aとdがともに正しい記述です。
3:× bとcはどちらも誤りです。
4:× dは正しいものの、cは誤りです。
【ポイント】
坐薬は先のとがったほうから挿入し、挿入後はしばらく肛門を押さえて排出を防ぎます。
溶けやすいので、保管は冷所が基本です。