正答2
解説
正解は2です。
膝胸位は、両膝と胸を床につけて殿部を高く上げた体位です。
この体位でどの部位を診察するかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 背部の診察は、主に座位や腹臥位で行います。
膝胸位で行う必要はありません。
2:○ 膝胸位では殿部が高くなり肛門が露出しやすいため、直腸診や肛門の診察、直腸鏡検査に用います。
腸の内容が重力で頭側に移動し、観察しやすくなります。
3:× 胸部の診察は、主に座位や仰臥位で行います。
膝胸位では胸が床に接するため、診察できません。
4:× 腹部の診察は、仰臥位で膝を軽く立てて行います。
腹筋の緊張がとれて触診しやすくなるためです。
【ポイント】
膝胸位は肛門・直腸の診察に用いる体位です。
苦痛の大きい体位なので、露出を最小限にし、短時間で済ませるよう配慮します。