マーサー, R. T. の母親役割移行過程理論の説明で正しいのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
マーサーの母親役割獲得(母親役割移行過程)理論は、女性が妊娠から出産後にかけて母親としての役割を身につけていく過程を説明した理論です。
【選択肢別解説】
1:○ 子どもの気質や健康状態、外見、反応のしやすさなどの特性は、母親役割の獲得に影響を及ぼす要因の1つとされています。
2:× 母親役割を獲得する時期は、産後4か月までと決まっていません。
産後3〜10か月ごろと幅があり、個人差が大きいとされています。
3:× 母親役割獲得のプロセスは3段階ではなく、予期的段階・形式的段階・非形式的段階・個人的段階の4段階です。
4:× ハイリスク妊娠の女性と家族にも適用できる理論です。
マーサー自身、ハイリスク妊娠の女性を含む研究をもとに理論を発展させています。
5:○ 予期的段階は妊娠中の段階で、母親役割に向けて心理的・社会的に準備する時期です。
ほかの母親を観察したり、情報を集めたりします。
【ポイント】
4段階は「予期的(妊娠中の準備)、形式的(産後早期に周囲の期待に沿って行動)、非形式的(自分なりのやり方を見つける)、個人的(母親としての自分を確立)」です。