正答1
解説
正解は1です。
新生児の聴覚スクリーニングと新生児マススクリーニングについての知識を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 自動聴性脳幹反応〈AABR〉の結果は、pass(反応あり)またはrefer(要再検)で判定されます。
referは難聴の確定ではなく、精密検査が必要という意味です。
2:× マススクリーニングの意義は、治療困難な疾患を見つけることではありません。
早く見つけて治療を始めれば障害を防げる疾患を、症状が出る前に発見することにあります。
3:× 耳音響放射〈OAE〉は内耳(蝸牛)の外有毛細胞の働きを調べる検査です。
聴神経や脳幹など中枢の異常は発見できません。
4:× 対象疾患の中で最も頻度が高いのは、先天性副腎過形成症ではなく、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)です。
【ポイント】
AABRは内耳から脳幹までの聴覚の経路を調べるため、OAEでは見逃される聴神経の異常も見つけられます。
マススクリーニングの採血は、哺乳が確立した生後4〜6日に行います。