正答4
解説
正解は4です。
経口避妊薬(低用量ピル)は、エストロゲンとプロゲスチンを含む薬で、排卵を抑えて避妊します。
避妊以外にも、月経困難症の改善や一部のがんのリスク低下などの効果があります。
【選択肢別解説】
1:× 子宮内膜症は増悪せず、むしろ改善します。
子宮内膜の増殖を抑えるため、同じ成分の薬が子宮内膜症の治療にも使われます。
2:× 年齢の制限があります。
初経前の女性は対象外で、50歳以上または閉経後の女性は禁忌とされています。
35歳以上で1日15本以上喫煙する人も、血栓症のリスクが高いため禁忌です。
3:× 経口避妊薬には性感染症の予防効果はありません。
性感染症の予防には、コンドームを併用します。
4:○ 子宮内膜の増殖を抑えるため、子宮体癌のリスクを低下させます。
卵巣癌のリスクも低下することが知られています。
【ポイント】
経口避妊薬の重大な副作用は血栓症で、ふくらはぎの痛みや腫れ、胸の痛み、激しい頭痛があればすぐ受診するよう伝えます。
避妊効果と性感染症予防は別に考え、コンドームの併用を勧めます。