正答2
解説
正解は2です。
胎盤剝離徴候の名称と内容の組合せを問う問題です。
シュレーダー・アールフェルド・キュストナー・ストラスマンの4つを、それぞれ何を観察するかで区別します。
【選択肢別解説】
1:× 子宮底が上昇して右に傾くのはKüstner徴候ではなく、Schröder徴候です。
剝離した胎盤が子宮下部に下がるため、子宮体部が押し上げられます。
2:○ 子宮底を軽く叩いて、その衝動が臍帯に伝わるかをみるのがStrassmann徴候です。
胎盤が付着していれば衝動が伝わり、剝離すると伝わらなくなります。
3:× 恥骨結合上を圧したときの臍帯の動きをみるのはAhlfeld徴候ではなく、Küstner徴候です。
剝離前は臍帯が腟内に引き込まれ、剝離後は引き込まれません。
4:× 臍帯を挟んだ鉗子が下降するのはSchröder徴候ではなく、Ahlfeld徴候です。
剝離した胎盤が下降するにつれ、鉗子が陰裂から離れていきます。
【ポイント】
Schröder=子宮底の上昇と右傾、Ahlfeld=鉗子の下降、Küstner=恥骨上圧迫で臍帯が戻らない、Strassmann=子宮底の軽打が臍帯に伝わらない、と整理します。
剝離を確認せずに臍帯を牽引すると子宮内反症の原因になります。