クラウス, M. H. とケネル, J. H. が提唱した母子相互作用で生じるエントレインメントにおける新生児の行動で正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
クラウスとケネルが示した母子相互作用のうち、エントレインメント(同調)における新生児の行動を問う問題です。
エントレインメントとは、新生児が母親の話しかけのリズムに合わせて体を動かす現象です。
【選択肢別解説】
1:× 母親があやすと笑うのは、生後2〜3か月ころにみられる社会的微笑です。
エントレインメントではありません。
2:× 母親の行動を目で追うのは追視で、目と目を合わせるアイコンタクトとともに別の相互作用に当たります。
エントレインメントの定義とは異なります。
3:○ 新生児は母親の話しかけに反応し、その声のリズムに同調するように手足や体を動かします。
この同調がエントレインメントで、母親はそれを見てさらに話しかけ、相互作用が強まります。
4:× 手掌に触れた指を握りしめるのは、原始反射の一つである手掌把握反射です。
エントレインメントではありません。
【ポイント】
クラウスとケネルは、母子相互作用として、接触、目と目を合わせること、高い調子の声、エントレインメント、においなどを挙げました。
早期母子接触は、これらの相互作用を促す機会になります。