正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
排卵から受精、着床までの妊娠成立の過程を問う問題です。
各段階で働くホルモンと、受精卵の発生段階・時期を対応させて理解します。
【選択肢別解説】
1:× 排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを分泌します。
黄体形成ホルモン(LH)は下垂体前葉から分泌されるホルモンです。
2:○ 卵子が受精能を保てるのは排卵後およそ24時間です。
そのため受精は排卵後12〜24時間以内に卵管膨大部で行われます。
3:○ 受精とは、精子が卵子内に進入し、精子と卵子の細胞質と核(前核)が融合する過程です。
これにより父母由来の染色体がそろった受精卵ができます。
4:× 受精卵は卵割を進めながら子宮へ運ばれ、胚盤胞の段階で着床します。
桑実胚の段階では、まだ子宮腔内に浮かんでいます。
5:× 着床は排卵後の分泌期の子宮内膜で起こります。
プロゲステロンの作用で内膜が厚く柔らかくなり、受精卵を受け入れやすくなるためです。
【ポイント】
受精は卵管膨大部、着床は受精後6〜7日ころに胚盤胞で始まり、12日ころに完了します。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)は着床後の絨毛から分泌され、妊娠黄体を維持します。